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【買って後悔】「TOEICテストハイパー模試」について、TOEIC講師がレビュー

TOEIC参考書紹介
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本日は標題の通り、
「TOEICテストハイパー模試」についてレビューしていきます。

結論から言うと、
絶対に買わないでください。

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中身の形式

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どんなものかわかるように、
画像とテキストを表示していますが、
このリンク先もクリックする必要はありません。

なぜなら、
買う必要がないからです。

そうは言っても、
どういう中身なのかはご説明した方がいいかと思いますので、
軽く解説します。

本のタイトルの通り、
こちらは模擬試験形式の参考書となっております。

本番と同じ形式でリスニング100問、
リーディング100問の合計200問が並んでおり、
2時間の時間を測って解くことで
本番を想定した練習ができるということです。

また、この200問1セットも模擬試験が3セット含まれています。

ですから、3回分の練習が可能ということです。

それなりに問題量があるものの、
B5サイズとコンパクトです。

というのも、解説がほとんどないからです。

リスニングはスクリプトの英文とその日本語訳、
リーディングは本文や問題文の日本語訳のみです。

ただ、ここまでは他のTOEIC模試と同様で、
解説がほとんどなくてもオススメしてきたものもあります。

ではなぜこの参考書だけ、
買う必要がないと言い切っているのか、
この先で解説します。

問題の内容が本番と大きく乖離している

さすがに、
TOEIC本番は200問だけど、
この模擬試験は190問しかない、
とか、そういうレベルの乖離ではありません。

一応TOEICの本番の通り、
7つのパートで構成されていて、
リスニング・リーディングに分かれています。

各パートも、ちゃんと
パート1は写真を見て解く問題、
パート5は文法問題と、
TOEICの本番の通りにはなっています。

ただ残念なのが、
それぞれの中身です。

おそらく解いた人の大半が
「難しい」という感情を抱くと思います。

TOEICの模擬試験で難易度を高くすること自体は、
一概に悪いことではありません。

難易度の高い問題に慣れておくことで、
TOEIC本番にスムーズに解くことができるからです。

ただ、この参考書の「難しい」は、
単純に難易度が高いということではありません。

TOEICではありえないような引っ掛けや、
ひねりを加えてくるのです。

例えば、TOEICのリスニングの
パート3、4は、
英語で長文が読まれ、
それに関する問題を解くという形式で、
1つの長文につき3つの問題が不随します。

基本的に、
この3つの問題は、
読まれる長文の順に従って並んでいます。

つまり、
1問目は長文の前半に答え・ヒントがあり、
2問目は長文の中盤に答え・ヒントがあり、
3問目は長文の終盤に答え・ヒントがある、
という構成になっているのです。

ただ、この参考書ではその法則が当てはまりません。

1問目の答えやヒントが長文の最終版に出てくるのです。

これは特にTOEICの対策をしっかりやっている人ほど
混乱すると思います。
また、これからTOEICを受けようと思っている人にとっては、
難易度を勘違いさせてしまうことにつながりかねません。

先ほども申し上げた通り、
TOEICの形式で難易度を上げてくるのではなく、
TOEICに出題されない方向で難易度を上げてきています。

これがこの参考書をお勧めしない理由の大部分を占めます。

問題の配置が違う

先ほど申し上げた通り、
この参考書はB5サイズになっています。

他の模擬試験形式の参考書は、
多くがA3であり、
TOEIC本番の問題用紙もA3です。

何が言いたいかと言うと、
この参考書だけ、本番より小さい紙を使っているということです。

「え、それがどうしたの…??」
という声も聞こえてきそうですが、
小さい紙を使っていると、
それだけ問題を載せるスペースも限られてきます。

その結果、
TOEIC本番と問題の配置が若干異なるという現象が発生します。

これも気にならない程度であればいいのですが、
この参考書の良くないところは、
気になる程度に異なっているということなのです。

TOEICのパート7は、
リーディングの長文を読んでそれに関連する問題に答える
という形式の問題なのですが、
後半に進むとダブルパッセージ・トリプルパッセージといった、
複数の文章を参照しながら問題を解くという形式が出てきます。

当然、長文の数が増えるので掲載される英文の量も増えてきます。

それでも、TOEIC本番であれば、
大問1つで英文と問題文が見開きのページには収まっています。

それが、この参考書では使用している紙が小さいなどの理由から
見開きの2ページに収まっていません。

つまり、この模擬試験を解いている最中、
参考書をめくりながら問題を解く必要がある場面が出てくるということです。

これが結構痛手です。

TOEICのリーディングは、
時間が足りなくなることで有名です。

ですから、特に高得点を狙うような人は、
スムーズに問題を処理していく能力を高める必要があります。

しかし、こんな本番ではありえないような、
3ページ以上にまたがる問題を解いていくといったことをやっていては、
いつまで経ってもTOEICの形式に慣れることはありません。

こういう観点から、
この問題の配置が本番と異なるという点については
大きなデメリットになりうるような気がしています。

リスニング音声の質が低い

リスニングのアナウンスについても、
できるだけTOEIC本番に近い形のものが理想です。

もちろん、本番と全く同じ人がアナウンスした問題を解くことができるのは、
公式問題集だけです。

他の参考書は、
本番の読み手とは違う方に読ませています。

なので、このハイパー模試の読み手が本番の人と異なること自体は問題ではないのですが、
問題はその質です。

結構癖があります。

発音や速度、抑揚など、
癖といってもいろいろありますが、
少なくとも本番より格段に難しくなっている印象です。

この癖にはなれない方がいいかなと思っています。

まとめ:買う必要なし

標題の通りです。

巷には模擬試験形式の参考書はこれ以外にも
山ほど存在します。

その中で、この参考書を選ぶ必要はありません。

確かアプリで正解不正解を入力すると予測点数が表示されるとか
そういう機能があったような気がしますが、
それを含めても全然評価は上がりません。

もう市販の模擬試験は一通り解いてしまった、
という方も、
この参考書ではなく、
これまで解いた模擬試験の2週目を始めた方がいいでしょう。

私は参考書について悪く言うことはほとんどありませんが、
今回はそれだけ出来が悪いということです。

是非ご参考にいただき、
お買い求めいただくことを控えていただければと思います。

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