前回TOEICのリスニングの点数向上のため「シャドーイング」という方法があるということをご説明しました。また、それが個人的には必要ないと思っていることも解説させていただきました。
基本的にはシャドーイングは、1つの文章に対してできるようになるまでに時間がかかることが多く、効率が悪いと考えているためです。
今回、「じゃあTOEICのリスニングってどうやって勉強すればいいの??」というところを解説させていただきます。
私が自身で実施しているやり方を、順に説明することに致します。
①英文を聞いてスクリプトを見る。
まず、当たり前ですが、スクリプトは見ずにリスニングの音声を聞きます。これは、順序に入れていません。
1度聞いて問題を解いた後、スクリプトを読みます。「スクリプト」とは、英語の音声を文字に起こしたものです。
このスクリプトを見る作業の中で、1度目に聞き取れなかった部分を確認します。
②スクリプトを見ながら、再度音声を聞く。
1度目に聞き取れなかった部分を主に集中して、再度音声を聞きます。
このときは、スクリプトを見ながらで構いません。
音声とスクリプトを一緒に見ることで、1度目のリスニングで聞き間違えていたところがないかなども確認します。
また、この時にリスニングの音声と英文を頭の中で一致させます。「この英語はこの音で発音されるんだな」ということを頭に入れ込んでいくイメージです。
これは特に意識してやっていくというよりは、勝手に頭の中で英語と音声が一致されるいくというイメージになります。
③スクリプトを見ずに、音声を聞く
最後に、スクリプトを見ずに英文を聞きます。
このとき、英文を聞いた際に先ほど見たスクリプトを頭の中でイメージできるかということを意識します。
英文が頭の中に浮かんでくれば、この長文の音声は一通り聞き取れたということになります。
これで、私のリスニングの勉強方法は以上です。
解き直しはする…??
一度理解した問題を解きなおすというやり方もよく聞きます。今回のリスニングで言えば、上記の通り一通り内容を理解し、音声を聞くことで内容を頭に浮かべられるようになったのちに、日を置いて同じ問題を解くというやり方です。
個人的には、解き直しの必要はないと思っています。
なぜなら、数日またいだところで、文章の内容は何となく覚えてしまっていますから、その記憶に頼って問題を解いてしまうからです。ただの記憶力テストになってしまいます。
それよりも、少しでも多くの文章で上記のプロセスを繰り返すことが大切です。
たくさんの文章を用いて、英単語と音声を頭の中で結び付けることによって、聞き取れる単語の量を増やしていくことが大切です。
ですから、解き直しは非常に時間の無駄になってしまうと考えています。
さて、本日はリスニング問題の勉強の仕方を解説致しました。これからも、TOEIC関連の勉強法等について解説していきますから、引き続き、よろしくお願い致します。
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